レース展望・予想

フサイチウィードが混戦制すか「日本トーター賞」(福山)

2010/03/05

3月6日(土)のメイン第10レースは「日本トーター賞」(A2、1800メートル)です。近走好調馬に加え実績馬も揃ってかなりの混戦模様となっています。

笠松からの転入2戦目となるフサイチウィード(牡8、那俄性哲也厩舎)は、福山初戦の前走の鞆・お弓神事特別(A2)でいきなりの快走を見せました。前半は先行勢を見る位置でじっくりと進み、向正面に入って進出を開始すると、最後まで脚色が衰えずに悠々とゴールした内容は、能力と同時に福山コースへの適性の高さをうかがわせました。勝ちタイムも前日行われた彦山特別(A1)より速く、また破った相手もユーガットテースト、コスモハードリカーといった猛者だっただけに、価値は高いものです。

ビービーバイラ(牝5、檜山博史厩舎)は、前走全国区の強豪に混じって2着と大健闘を見せ、目下の勢いが本物であることを示しました。今回と同じ条件だった3走前の五重勝開始記念特別ではテンエイゴールド(セン10、堀部重昭厩舎)に先着を許しましたが、今の勢いなら逆転も可能でしょう。

そのテンエイゴールドは前走のアネモネ特別(A1A2)で3連勝を狙いましたが、コロネットに敗れ連勝がストップ。しかし、実績から距離延長は悪くない材料で、まだまだ見限ることはできません。

3連勝でここに臨むシルキーハヤテ(牡5、末廣卓己厩舎)は、昨年11月に同じ距離で好時計勝ちの実績。メンバーは骨っぽくなりますが、ここも突破できるようであれば、この先が楽しみになりそうです。

(文/土屋真光)


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