レース展望・予想

負けられないアルドラゴン「六甲盃」(園田)

2010/03/03

4日(木)のメイン第10レースには定量重賞「第47回六甲盃」(2400メートル、北陸・東海・近畿・中国地区交流)が行われます。

地元のアルドラゴン(牡9、田中範雄厩舎)は、JRA所属時の07年に名古屋大賞典JpnIIIを制しています。08年2月から兵庫に在籍し、重賞5勝を含む10勝をマーク。08年のこの六甲盃では2着ムサシボーに5馬身差をつけて勝利しています。昨年8月の摂津盃で2番手から抜け出して楽勝後、挫跖のため4カ月の休養がありました。しかし、12月29日の復帰戦から1、2、1着と復活しました。前々走の笠松・白銀争覇はベストタイザンに半馬身差の2着でしたが、前走の近畿・中国・四国交流特別では3コーナーで先頭に立って圧勝しました。

相手は08年の佐賀記念JpnIIIをレコード勝ちの実績馬チャンストウライ(牡7、寺嶋正勝厩舎)です。昨年11月の楠賞で直線鋭く伸び7つ目のタイトルを取ってから休んでいました。このレースを目標にしての調整は、園田競馬場まで2度輸送して能検に自主参加。2月8日に1400メートルで1分30秒4、22日には同距離で1分31秒1と直線強めながら好時計をマークしています。

昨年12月の園田金盃をJRA赤木高太郎騎手で差し切ったハスフェル(牡8、重畠勝利厩舎)、目下2連勝の08年兵庫ダービー馬バンバンバンク(牡5、田中範雄厩舎)の両馬が一角崩しを狙います。

遠征勢は、笠松からエイシンヴァイデン(牡8、伊藤強一厩舎)、オグリオトメ(牝5、山中輝久厩舎)、福山からナリタブラック(牡8、徳本慶一厩舎)の計3頭ですが、地元勢が揃って苦戦必至です。

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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