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レース展望・予想
上昇ムードのノゾミカイザー(名古屋)
2010/03/01
3月2日(火)のメイン第10レースは「ローズクォーツオープン」(A級1組、1600メートル)です。
ノゾミカイザー(牡5、錦見勇夫厩舎)は前走の梅見月杯では4番人気で結果も4着でした。東海ゴールドカップを勝った時よりも幾分、重め残りだったのが影響したかもしれません。今回は乗り込みを強化して前走よりも気配は上向いています。抜けた存在もいないだけにレースの主導権を握りそうです。
センゲンゴロー(牡7、山内和明厩舎)はこのところ勝てていませんが、デキ自体は安定しています。今回の顔ぶれならハナを奪って先行できそうな感じ。逃げれば粘りを発揮するタイプだけに、変わり身を警戒したいところです。
マサアンビション(牡11、瀬戸口悟厩舎)はすでに11歳になりましたが、年齢的な衰えは少ないです。重賞ではさすがに、しんどくなってきましたが、ここなら切れ味を発揮してくるかもしれません。
安定感ならゴールドネオ(牡6、荒巻透厩舎)です。前走のA級2組特別もあっさり勝利しました。オープンでも相手なりに走れる手堅い走法は大崩れがありません。勝ち切るまでは微妙なところですが、連には欠かせない存在です。
ヤマタケゴールデン(牡7、今津勝之厩舎)はJRAで新馬勝ちした実力馬です。今回は名古屋転入後初戦。新天地で新たな活躍を見せたいものです。追い切りの動きはまずまずで、どんなレースをするのか楽しみです。
(文/中日スポーツ・外山謙一)
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