レース展望・予想

シークレットハートらJRAから転入組の争いか(荒尾)

2010/03/16

17日(水)メイン第10レースは「やよい特別」(オープン、1900メートル)。荒尾へ移籍して間がなく、16日の大阿蘇大賞典に出走資格がなかった馬による上位争いとなりそうです。

シークレットハート(セン5、工藤榮一厩舎)は、2月に荒尾転入初戦の大観峰カップ(B級、1500メートル)を勝利しています。2走前の大阿蘇賞(2月16日、A級、1900メートル)で3着のほか、JRAでの1勝は阪神ダート1800メートルと、中距離での実績もあるだけに、荒尾2勝目に期待がかかります。

エーシンカマンダー(牡5、松島壽厩舎)も2月に荒尾に転入し、初戦のとびうめ特別(A級、1500メートル)を勝利しています。荒尾2走目となる前走の阿蘇烏帽子岳カップ(3月2日、A級、1500メートル)では、前々走で2着に下したペプチドジャスパーに逆転を許し2着でしたが、ともに両馬の着差はわずかなものでした。1900メートル戦は今回が初出走ですが、JRAでは中京ダート1700メートルで勝利のあとは、ほとんどダート1700、1800メートル戦を使われていただけに、距離の不安はなさそうです。

テイエムプレストン(牡4、平山良一厩舎)も2月に荒尾に転入してきました。荒尾では3戦して2着2回、3着1回と未勝利ですが、いずれのレースも勝ち馬からは僅差です。こちらはJRAでは短距離戦を主に使われており、距離の克服が課題となりそうです。

シゲルトカチダケ(牡4、畑田修治厩舎)は今回がJRAからの転入初戦です。近走は勝ち馬から2秒以上の差をつけられていますが、JRAでの実績面では前述の3頭とさほど差はなく、初戦から上位争いが期待できそうです。

(文/上妻輝行)


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