レース展望・予想

マイネルミステリオvsサイレンスラダメス（佐賀）

2010/02/12

13日（土）メイン第10レースは「唐津湾特別」（A1A2A3級、1800メートル）。

前開催の球磨川特別（1月30日、1800メートル）では、カシノマルスが佐賀転入後3連勝を飾りました。同馬はこのレースに登録がありましたが回避しています。

マイネルミステリオ（牡6、山田義人厩舎）は、球磨川特別でカシノマルスからクビ差の2着。3走前のA2A3級（12月19日、1400メートル）でも同馬から半馬身差の2着など、3走連続で先着されているとはいえ、僅差の争いに持ち込んでいました。昨年8月にオープン特別を勝利して以降、すべてのレースで掲示板内を確保していますが勝ち星に恵まれていません。強敵が不在となった今回は久しぶりの勝利を得るチャンスとなりました。

サイレンスラダメス（牡7、吉田昭厩舎）は、準オープン特別への復帰戦となった前走の球磨川特別では、1番人気に支持されましたが、カシノマルスからコンマ8秒差。2着のマイネルミステリオからも4馬身（コンマ7秒）差とやや離された3着に終わりました。準オープン特別ではここまで3勝、2着4回と好成績を残しており、実績のある距離、条件だけに、巻き返しには十分な警戒が必要でしょう。

ビービーダークライ（セン5、真島元徳厩舎）は、道営からの移籍2戦目です。昨シーズンの道営では、勝利は初戦のB3級特別での1度だけでしたが、9月のステイヤーズカップ（門別2600メートル）2着など重賞での上位実績があります。佐賀初戦の有明海特別（1月11日、1800メートル）ではカシノマルスから1秒1差の6着でしたが、佐賀2走目の上積みで、上位進出に期待したいところです。

（文／上妻輝行）


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