レース展望・予想

黒船賞・福山代表の座狙うコマンダー「いろは丸特別」(福山)

2010/02/27

2月28日(日)のメイン第10レースは「いろは丸特別」(A1、1600メートル)です。3月に高知競馬場で行われる黒船賞JpnIIIへの出走切符を争う一戦。直前の回避が続き、5頭と寂しい頭数になりましたが、頭数に反して力差は少なく、やや難解な一戦となりそうです。

アポロコマンダー(牡7、渡邉貞夫厩舎)は、前々走のマイル争覇で最低人気ながら福山勢最先着(4着)。レースはコースレコードタイムでしたが、この馬自身もそれまでのコースレコードを0秒8も更新する走りを見せました。返す刀で出走した前走の彦山特別(A1)でも、高知や兵庫からの刺客も出走する中、完勝とも言える内容で制し、マイル争覇の結果が本物であることを示しました。この勢いを駆って、黒船賞への切符を手にしたいところです。

凡走が続くミラクルタイザン(牡6、田代専二厩舎)は、前走マイル争覇はさすがに相手が強く、前々走福山大賞典は明らかな距離適性の差と敗因が明らか。兵庫時代はほとんど1400~1700メートルを使われており、いきなり勝ち鞍を挙げた福山転入初戦もマイルでした。今回は好走に向けて条件が大きく好転したといえるでしょう。

以下、2着続きながらも、兵庫時代の実績から無視できないユーガットテースト(牡7、徳本慶一厩舎)、マイル戦なら末脚が切れるロジュマン(牡5、鋤田誠二厩舎)と続き、グラスレジェンド(牡4、渡邉貞夫厩舎)も古馬相手に壁に当たっていながらも、今回はメンバー的にチャンスと考えれば差は大きくありません。少ない頭数ですので、オッズとの見極めが大事になりそうです。

(文/土屋真光)


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