レース展望・予想

如月特別の上位再戦ムード「春望特別」（佐賀）

2010/02/26

27日（土）メイン第9レースは「春望特別」（B2級1組、1800メートル）。

ネヴァーワールド（牡5、真島元徳厩舎）は、前走の如月特別（2月6日、1750メートル）で逃げ切り勝ちを収めています。今年1月にB2級へ再昇級したあとは、希望投票で特別戦への出走を続け2、3、1着と好成績を挙げています。また、12月のC1級特別での2戦を含め、1750メートル以上では5戦連続で3着以内を確保。引き続き上位争いに期待が持てそうです。

シルクイシュタール（牝6、山田勇厩舎）は、昨年3月の佐賀転入後はすべてのレースで掲示板内を確保していますが、昨年10月のB2級特別以来、勝ち星がありません。如月特別では勝ったネヴァーワールドに1馬身（コンマ2秒）差の2着。そのネヴァーワールドは今回負担重量が1キロの加増となるだけに、逆転に期待したいところです。

如月特別3着のミトノコウモンダ（牡5、東眞市厩舎）、同4着のマイネサブリナ（牝4、山田義人厩舎）も、近走のB2級特別で上位争いを続けています。今回はミトノコウモンダに鮫島克也騎手、マイネサブリナに山口勲騎手と、両馬ともにリーディング上位騎手への乗替わりとなっており、さらなる上位進出に警戒が必要でしょう。

如月特別はB2級特別での実績が豊富なメンバー構成。今回はその1～4着馬が揃って出走と上位再戦ムードですが、川崎からの転入初戦で、南関東C2級で上位実績のあるアイフィルジエコー（牡4、山田義人厩舎）や、B2級平場戦で好成績を挙げて今回がB2級特別初挑戦となるリンゴキッド（牡5、上川薫厩舎）らの新規参戦組にも上位への食い込みを期待したいところです。

（文／上妻輝行）


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