レース展望・予想

イイデケンシンの実績断然(園田)

2010/02/24

25日(木)のメイン第10レースに「近畿・中国・四国交流特別」(A1A2混合、1400メートル)が行われます。
前回(2月3日)のこの競走では地元アルドラゴンが勝利しています。

今回の筆頭格はそのアルドラゴンと同じ田中範雄厩舎のイイデケンシン(牡5)です。JRAでは新馬戦など3勝(地方の全日本2歳優駿JpnI勝ちを含む)、オープンから昨年1月に兵庫へ転入し4勝を挙げています。前走は圧倒的1番人気に支持されましたが、スタートで落馬寸前のアクシデントがあり大きく出遅れました。しかし、必死の追い上げでホールドマイラヴに半馬身差まで迫る2着はさすがです。今回は定量戦で、スタートが無事なら負ける相手ではありません。

興味は連争いに絞られるでしょう。その筆頭が叩き2走目のラガーチトセオー(牡8、尾林幸二厩舎)です。昨年6月にJRAから再転入しA2で2、1着しA1に昇級。その後、園田フレンドリーカップ、摂津盃と重賞には2度挑戦して4、3着でした。摂津盃以来5カ月半ぶりの前走は5着でしたが、変わり身必至です。

好調な牝馬プリンセスジュディ(牝4、橋本忠男厩舎)にとって定量戦が不利なのは否めません。

未知の魅力はキタイセユニバース(牡4、松浦正勝厩舎)です。近2走はA1A2、A1相手に4、2着。前走はスマイリングフィルの2着で、ゲイリーディライト、ケイティクラシー(牝7、住吉朝男厩舎)などには先着しています。
遠征勢は福山、高知から各1頭ですが、前回アルドラゴンが楽勝したように、地元優位は否めません。

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑