レース展望・予想

連覇を狙うキーポケット「福山牝馬特別」(福山)

2010/02/21

2月22日(月)のメイン第10レースは重賞「第2回福山牝馬特別」(4歳以上牝馬、1600メートル)です。JRAヴィクトリアマイルのステップ競走への出走権利を賭けて、各地区の精鋭牝馬が集結しました。

昨年の覇者キーポケット(牝6、兵庫・吉行龍穂厩舎)が今年も出走します。昨年のこのレースを勝った後、地元でも重賞を2勝。うち前走の新春賞は牡馬に混じってのレースでしたが、昨年の兵庫二冠馬カラテチョップを相手にマッチレースを演じた末に、ゴール前では捻じ伏せました。カラテチョップがその後、佐賀記念JpnIIIで4着に健闘していることを基準に考えれば、ここでは断然の存在。連覇濃厚と言っても差し支えないでしょう。

同じく兵庫から参戦のホールドマイラヴ(牝6、野田学厩舎)は兵庫に再転入後、ダートグレードの兵庫ゴールドトロフィーJpnIII以外はすべて掲示板圏内。前走では、昨年の瀬戸内賞を制したイイデケンシンを破っており、力関係を考えれば高い能力の持ち主であることが伺えます。今回はベストの距離より若干長い印象ですが、能力の高さでカバーできそうです。

クロスウォーター(牝5、愛知・荒巻透厩舎)は、重賞は3歳時の1勝のみですが、東海ダービーでは1番人気に推された実力の持ち主。昨年一時期移籍していた道営ではオープンでも勝利を挙げ、前走も地元戦を快勝しており、いいリズムでここに臨めそうです。

地元福山勢ではビービーバイラ(牝5、檜山博史厩舎)が依然絶好調。一気の相手強化になりますが、目下の勢いは無視できないものがあります。地元の期待を背に、強敵相手にどこまで通用するか非常に楽しみです。

(文/土屋真光)


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