レース展望・予想

有力馬に力差なく混戦「ファイティングジョッキー賞」(園田)

2010/02/17

18日(木)の第8レースには第18回ゴールデンジョッキーカップ第1戦「ファイティングジョッキー賞」(C1、1400メートル)が行われます。

抜けた馬が不在ですが、ヒビキマーカー(牡5)が前々走でこのC1を差し切っているのは強調材料です。3コーナーから仕掛け上がり3ハロンを39秒1で駆け抜け、セレスマリオット以下を差し切りました。前走は不良馬場に泣きましたが、馬場が良化なら変わり身は必至。何度も兵庫で期間限定騎乗をしている浦和・内田利雄騎手の手綱で、大きな馬場悪化がない限り、前々走の再現を期待します。

ホクザンアントルメ(牝5)が降級戦です。4走前にはこのC1で逃げ切ってサンユウラピッドに2馬身半差をつけています。コースを熟知している地元の川原正一騎手の手綱は心強いです。

昨年1月末から1年余も勝ち星がありませんが、カープカチドキ(牡8)が良化の兆しを見せています。B1での実績もあり、C1では上位争いできる力を持っています。名古屋・安部幸夫騎手の手綱捌きが注目です。

昇級戦ですが、前走勝ちの2頭ヤマイチセンヒメ(牝4)、スナークホーオー(牡5)に勢いがあります。初出場の福山・渡辺博文騎手が乗るヤマイチセンヒメはC3で2連勝し、C2を8走(1、2、3着各1回)で初めての古馬C1です。スナークホーオーはJRA武豊騎手とコンビを組みます。昨年1月にJRAから転じ3戦して2勝をマークし休養入り。9月下旬の復帰後7戦目の前走で10カ月半ぶりの通算3勝目を挙げました。内枠のクリアがカギですが、好位をキープなら出番がありそうです。

大外を引いたムーンプライド(牝7)は荒尾・尾林幸彦騎手が早めの勝負に出ると怖い存在になります。

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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