レース展望・予想

転入初戦スペラーレのスピードを買う(園田)

2010/02/16

17日(水)の第7レースはA1 4歳以上特別(1700メートル)が行われます。7頭立てと少頭数ですが、JRAで3勝を挙げた転入初戦馬や、3歳時にタイトルを取った2頭など注目馬が出走で必見です。

スペラーレ(牡8、小牧毅厩舎)は、JRAのダートでハナを切っていただけにスピードは非凡でしょう。一昨年の7月には1000万円以下条件の猪苗代特別(福島)で逃げ切っています。8カ月のブランクがありましたが、続く1600万円以下条件のスピカステークス(中山芝)でも主導権を奪ってゴール寸前まで粘って3着でした。JRAでは使い込まれておらず、2勝目を9カ月半ぶりのレースで挙げているように鉄砲駆けがきくタイプ。今回も昨年12月13日以来ですが、ポンとハナを切ればゴールまで突っ走ってしまいそうです。

バンバンバンク(牡5、田中範雄厩舎)は3歳時、兵庫ダービーや楠賞を圧勝した実績馬。昨年1月の新春賞でラガーリーダーに競り勝ったあと1走して休養。7月の復帰以降は1カ月に約1走のローテーションで使われています。楠賞3着、園田金盃2着、連覇を狙った新春賞3着後の前走では、3コーナー過ぎでスパートして、4コーナー2番手からリュウノツバサ以下をしりぞけ通算7勝目をマークしました。JRAの実績馬スペラーレを相手にどこまで戦えるでしょうか。

キヨミラクル(牡4、森澤憲一郎厩舎)は、昨年秋にコウノトリ賞で逃げ切って圧勝しました。その後も楠賞2着、園田金盃3着、新春賞4着など重賞で善戦しています。ここはスペラーレとの折り合いがカギです。

展開がもつれてアリューバニヤン(牡5、平松徳彦厩舎)、末脚切れるリュウノツバサ(牡5、中塚猛厩舎)、巻き返しを期すツルマルメジャー(牡5、岡田利一厩舎)なども上位突入を狙っています。

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑