レース展望・予想

マイペースでクラマテング巻き返しへ「彦山特別」(福山)

2010/02/12

2月13日(土)のメイン第10レースは「近畿・中国・四国交流 彦山特別」(A1、1800メートル)です。

クラマテング(牡5、江口秀博厩舎)は前走のマイル争覇で果敢に先行も、さすがに全国区の重賞実績馬では相手が強かったようで、直線では粘りを欠いて5着に敗れました。それでも自身の持っていたコースレコードと同タイムで走っているように、むしろ調子自体は悪くなく、マイペースで行ければ今回は巻き返しのチャンスと言えそうです。

遠征馬は今回2頭。高知のアイアムドラマ(牡7、松木啓助厩舎)は昨年末の高知県知事賞以来の出走で、その時は一旦先頭に立つ勢いを見せながら、直線では一杯になり5着に敗れました。中央時の実績から今回の距離は好条件で、あとはコースをどう克服するかがポイントになりそうです。

兵庫のマイネルスパーダ(牡7、尾林幸二厩舎)も中央から移籍後は未勝利。能力はありながら、使い込むことができず、今回は休み明け2戦目になるため、当日の仕上がりに注意が必要です。

凡走の続いていたナムラベンケイ(牡7、渡邉貞夫厩舎)は、前走の菜の花賞(A1)は2着に敗れながらも、久々にこの馬らしい伸びを見せました。実績ならここでは上位の存在だけに、調子が上がっているならば今回も警戒が必要です。

(文/土屋真光)


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