レース展望・予想

メンバーに恵まれたシルシ「アメジスト特別」(笠松)

2010/02/08

2月9日(火)のメイン第10レースは「アメジスト特別」(C級12組・1400メートル)です。

シルシ(牝4、法理勝弘厩舎)は前走のC級チャンピオンで好位から一気に差し切って勝利をものにしました。これで笠松に転入後8戦5勝、2着3回と抜群の走りでファンの注目を浴びてきました。前走の走りを見ても、すでにC級にいる馬ではありません。上のクラスでも十分通用する力を備えています。今回はC級12組戦だけに、いかにも相手に恵まれた感じです。好位押し切りが有力でしょう。

ただ、成績欄を見て分かるように前走、1着の馬がずらりと顔をそろえました。急激に力をつけてきた馬も多く、波乱の要素がないということはありません。特にシャコタンブルー(牡4、宗綱泰彦厩舎)とパープルパッピー(牡4、鈴木正也厩舎)の金沢勢は笠松初戦でいずれも快勝しており不気味な存在です。シャコタンブルーは2着につけた着差が5馬身と他馬を寄せ付けませんでした。まだ未知なところがあるだけに一発があるかもしれません。

地元勢では安定感で勝るトウショウジオン(牡4、法理勝弘厩舎)が好調キープで上位争いに加わってきます。キュートトリックス(牝4、加藤幸保厩舎)もハナを切ることができれば、直線も粘りを発揮してくるでしょう。スリーコマンド(牡4、井上孝彦厩舎)もしぶとい脚を使います。引き続き状態面が安定しているだけに、警戒が必要な1頭です。

(文/中日スポーツ・外山謙一)


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