レース展望・予想

昇級戦もテイケイメルベイユに勢い(園田)

2010/02/08

9日(火)のメイン第10レースに「日本盛カップ」(B2、1700メートル)が行われます。

テイケイメルベイユ(牡4、山口浩幸厩舎)が昇級戦ですが、好内容でC1を連勝した勢いを買います。JRAでは新馬戦は10着でしたが、未勝利戦では2着1回、3着2回など大崩れはなかったものの、未勝利でした。初勝利は兵庫に転じ2走目。3番手を進んで向正面から仕掛け、3コーナーで先行した2頭に並びました。4コーナーでは追い上げたニングルが外に並び、直線はびっしり競ってハナだけ抑えました。近2走で挙げた2、3勝目は完勝。2番手から抜け出しモエレマズルの追撃を3馬身半退けた前々走に続き、前走は3コーナー先頭から、直線伸びたハツノボリに1馬身3/4差をつけました。今回は昇級戦ですが勢いがあり、1700メートルの距離はJRA時に経験済みなだけにクリアすると思います。

末脚が武器のサクラブルーム(牝6、栗林徹治厩舎)を相手筆頭に置きます。3走前のC1で3コーナースパートからハナ、クビ差の接戦を制し兵庫初勝利を挙げ、B2再昇級後は6、3着です。前走は直線で4頭を抜きました。前述したテイケイメルベイユが先行勢を飲み込んだあと、直線でどこまで迫れるでしょうか。

転入初戦のオープンで2着惜敗が残るプライベートプラン(牡7、小牧毅厩舎)は当時から3クラスのダウンです。好枠から本来の積極的なレースをすれば地力を発揮しても不思議ではないでしょう。

前走でこのクラスを逃げ切ったナムラマーキュリー(牡4、住吉朝男厩舎)、距離克服がカギもマイペースに落とせればオンワードエーデル(牡5、碇清次郎厩舎)の両馬が連争いに加わりそうです。

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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