レース展望・予想

強敵不在と距離短縮でジカッドに勝機「とびうめ特別」(荒尾)

2010/02/01

2日(火)メイン第10レースは「とびうめ特別」(A級、1500メートル)。

テイエムジカッド(牡6、平山良一厩舎)は、中距離戦だったここ2走の肥後の国グランプリ(12月31日、2000メートル)、荒尾金盃(1月20日、1900メートル)ではタニノウィンザーに敗れたものの、2着を確保しています。今回はそのタニノウィンザーが佐賀記念JpnIII(2月11日、佐賀2000メートル)へ出走予定のため不在なうえ、距離も1500メートルに短縮となります。3走前の有明新報カップ(12月17日)は今回同様にタニノウィンザー不在の1500メートル戦で、2着に5馬身(1秒0)差をつける圧勝。条件が揃った今回は勝利の可能性が高そうです。

コスモタクミ(牡5、福島幸広厩舎)は、転入後、肥後の国グランプリ、荒尾金盃の2戦を使われ、ともにタニノウィンザーの3着。前走荒尾金盃ではタニノウィンザーにコンマ5秒差、2着テイエムジカッドとはハナ差と、肥後の国グランプリから両馬との差を詰めてきました。JRA所属時を含めて1600メートル以上の距離しか経験がありませんが、荒尾A級では今後、1500メートル戦への出走機会が増えるだけに、この距離への適性を磨いておきたいところです。

休養明け2走目のテットウテツビ(セン9、崎谷彦司厩舎)は、A級の1500メートル戦は今回が初出走です。中距離以上ではオープンに入っても上位の力量を持っており、B級以下ではこの距離の勝利実績もあるだけに、一角崩しまで期待が持てそうです。

そのほか、荒尾遠征初戦は離された4着だったバンドマスター(牡8、岩手・城地俊光厩舎)も、当地2走目で上位進出に期待したいところです。

(文/上妻輝行)


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