レース展望・予想

JRA未勝利戦で好走のミゲール「ミヤマキリシマ特別」(荒尾)

2010/02/09

10日(水)メイン第10レースは「ミヤマキリシマ特別」(3歳九州産・JRA未勝利交流、1400メートル)。1月26日のノカイドウ特別と同じく、1着馬にたんぽぽ賞(2月23日)の優先出走権が与えられます。

このミヤマキリシマ特別でのJRA勢は、ノカイドウ特別出走馬が好走するケースが多いのですが、今年は冬のJRA小倉競馬が中京競馬場での代替開催となった影響からか、ノカイドウ特別出走馬の参戦がありません。

ミゲール(牡、JRA坪憲章厩舎)は、夏のJRA小倉の九州産馬限定戦が終了したあとも、九州産馬以外との未勝利戦で、勝ち馬から1秒ほどの差で走っています。3走前からダート戦を走り、2走前の2歳未勝利戦(12月5日、JRA阪神1800メートル)では勝ち馬からコンマ3秒差の6着に健闘するなど、ここ2戦は勝ち馬との差も1秒を切っています。九州産馬同士でメンバーが楽になる今回は、初勝利の大きなチャンスとなりました。

地元荒尾勢ではヴォータン(牡、工藤榮一厩舎)に期待がかかります。JRAでデビューしましたが、夏の小倉開催終了後に荒尾に転入。9月の転入初戦で2着に1秒9の差をつけ初勝利を挙げ、11月の野菊賞ではレッドエンゼルにも勝利しています。12月17日以来の出走となりますが、メンバーが比較的手薄な今回は、ノカイドウ特別で2着のレッドエンゼルに続いて、上位進出に期待が持てそうです。

そのほか、明け3歳の2戦を連勝してきたカノヤウルフ(牡、古賀光範厩舎)、2歳時に2度の逃げ切り勝ちと先行力のあるところを見せているテイダノワラビ(牝、山田勇厩舎)の佐賀勢2頭も、上位をうかがう力は持っていそうです。

(文/上妻輝行)



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑