レース展望・予想

絶好調シンワコウジ4連勝なるか（名古屋）

2010/02/14

2月15日（月）のメイン第11レースは「こいぬ座特別」（B級1組、1800メートル）です。

シンワコウジ（牡4、川西毅厩舎）は岐阜金賞で8着に敗れたあとはB級戦で3連勝を飾りました。このクラスでは安定した先行力を生かして、他馬を寄せつけず勝利をものにしています。1戦ごとに切れ味も増して状態面は申しぶんありません。今回は距離が1800メートルに延びましたが、不安材料にはなりません。4連勝が有望でしょう。

状態面で負けていないキスリングバー（牡5、今津勝之厩舎）が次位筆頭です。スピードで押し切るレースから、ここ2戦は中団から差してくるレースで2、1着と柔軟性も身につけています。折り合い面の心配もないだけに、この距離も対応できるはずです。流れ次第では際どい勝負に持ち込むかもしれません。

シーソング（牝6、岩田幸一厩舎）はここ2戦、B級1組特別で3、5着でした。スタートに課題があるだけに後方からのレースが多いですが、切れ味は上位の存在。1800メートルなら、スタートの遅れを取り戻すことも可能でしょう。先行馬が多いので、見せ場を作れそうです。

このほか前走快勝しているシンゼンライク（牡4、井手上慎一厩舎）、ツーハッスル（牝5、錦見勇夫厩舎）や、底力のあるサンキンカミカゼ（牡6、錦見勇夫厩舎）、イエローファイト（牝6、井手上慎一厩舎）も侮れません。

（文／中日スポーツ・外山謙一）


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