レース展望・予想

荒尾3歳上位馬に再び挑む道営トゥバン「シクラメン賞」(荒尾)

2010/02/08

9日(火)第11レースは「シクラメン賞」(3歳1組、1500メートル)。

トゥバン(牝、北海道・松本隆宏厩舎)は、12月から荒尾に冬季参戦し、2、3歳の平場戦で2連勝しました。2走前にはりんどう賞(1月12日、1500メートル)で3歳特別戦に初挑戦し、ヴィットドラゴンの3着に敗れましたが、その差はコンマ1秒とわずかなものでした。前走は3歳2組(1月26日、1400メートル)に出走し、逃げ切り勝ちを収めて、再び3歳特別戦への出走となりました。今回は前開催の3歳特別・フリージア賞(1月26日、1500メートル)の1~4着馬が揃って出走。りんどう賞での上位との差を考えれば、フリージア賞上位組とも互角の力を持っているといえるだけに、特別2走目での勝利も十分に可能性がありそうです。

テイエムアコガレ(牝、平山良一厩舎)は、前走のフリージア賞では岩手の菅原俊吏騎手を鞍上に迎え、サチノタイヨウに2馬身(コンマ4秒)の差をつけ、荒尾転入3戦目で初勝利を挙げました。このところの3歳特別は、年明けの3歳重賞・門松賞を勝ったレッドエンゼルがたんぽぽ賞路線に出走のため不在となり、同じようなメンバーで行われているだけに、荒尾転入後3戦でいずれも3着以内を確保しているこの馬が、引き続き優勝争いに加わってきそうです。

ヴィットドラゴン(牡、平山良一厩舎)は、フリージア賞では道中3番手から、直線で一旦は先頭のサチノタイヨウに迫りましたが、伸び脚を欠き、テイエムアコガレから1秒5差の3着に終わりました。しかし、テイエムアコガレには門松賞、りんどう賞と2度先着しており、巻き返しの余地は十分にありそうです。

(文/上妻輝行)


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