レース展望・予想

平松厩舎2頭の一騎打ち「園田ユースカップ」(園田)

2010/02/03

4日(木)のメイン第10レースにJRA・NHKマイルカップトライアル地区代表馬選定レース、日刊スポーツ新聞社賞「第8回園田ユースカップ」(3歳、1400メートル)が行われます。
暮れに行われた園田ジュニアカップの1、2着、平松徳彦厩舎のフィオーレハーバー(牡)、ハイパーフォルテ(牡)が再び同厩舎ワンツーを狙います。

1700メートルから1400メートルになり、今回はハイパーフォルテの末脚が生きると思います。今回と同じ距離だった兵庫ジュニアグランプリJpnIIではフィオーレハーバー5着、ハイパーフォルテ6着でしたが、着差はクビでした。1700メートル戦だった前走・園田ジュニアカップでは1馬身3/4差がつきましたが、2着ハイパーフォルテの上がり3ハロンは、勝ったフィオーレハーバーの38秒7を凌ぐ38秒5でした。メンバー的にそこそこテンから動けるだけに差し切りの期待です。

一方のフィオーレハーバーは、園田ジュニアカップ同様にサイバーモールを追う2番手から3コーナーで先頭に立って重賞連勝を狙います。

園田ジュニアカップでは勝負に行って直線一杯になったフウリンカザン(牡、中塚猛厩舎)ですが、ベテラン川原正一騎手が今度はどんな騎乗をするのか注目されます。

兵庫若駒賞では1番人気フィオーレハーバーを破ったタガノバロット(牡、國澤利照厩舎)は、今回も直線勝負に賭けます。

遠征勢ではマルヨサイレンス(牡、笠松・柴田高志厩舎)が筆頭です。ライデンリーダー記念2着惜敗後の前走は、プティフルリール(牝、笠松・山中輝久厩舎)の猛襲をハナ差抑え4勝目を挙げました。地元笠松では4勝、2着2回、3着1回ですが、輸送のある名古屋では8、4着です。今回も輸送克服がカギになるでしょう。

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑