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レース展望・予想
ベストタイザンVSキングスゾーン「マイル争覇」(福山)
2010/01/31
2月1日(月)のメイン第10レースは「第20回マイル争覇」(サラ系3歳以上、北陸・東海・近畿・中国地区交流、1600メートル)です。昨年まで名古屋競馬場で行われていたJRA安田記念ステップ競走への地区代表馬選定レースが福山に移設。大舞台への門がまた新たに福山にも誕生しました。
様相としては2強の一騎討ち。ベストタイザン(牡8、兵庫・上田二郎厩舎)はダートグレードの勝ち鞍こそありませんが、重賞9勝はメンバー中ダントツ。中でも名古屋、笠松での重賞を6勝と、遠征をまったく苦にしないどころか、むしろ得意としています。脚質面、独特のコース形態と課題は若干ありますが、今回主力の1頭となるのは間違いありません。
2強のもう1頭はキングスゾーン(牡8、名古屋・原口次夫厩舎)です。07年の佐賀・サマーチャンピオンJpnIIIを制し、ダートグレードの常連として活躍していたのはお馴染み。福山では一昨年行われたオッズパークグランプリ2008に出走し断然人気に推されましたが、独特のコース形態とオーバーペースにこの馬の良さをまったく発揮できずに3着。今回はその汚名返上の一戦となります。またベストタイザンとの直接対戦では分が悪く、雪辱戦としたいところでしょう。
地元福山勢ではクラマテング(牡5、江口秀博厩舎)に期待がかかります。前走の福山大賞典では道中完璧なレース運びでありながら、ナリタブラックの底力に完敗でしたが、今回は自身がレコードを持つ得意のマイル戦。後続をうまく封じ込めれば金星の期待も。交流競走では福山勢の分が悪いですが、ここで一矢報いたいところです。
そのほか、昨年の瀬戸内賞2着のキャプテンハート(牡6、笠松・柴田高志厩舎)、6年前ですが彩の国浦和記念GIIの勝ち馬モエレトレジャー(牡9、兵庫・曾和直榮厩舎)など遠征組は強力。他の地元勢は苦戦となりそうです。
(文/土屋真光)
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