レース展望・予想

メイオウセイに勝機も上位混戦「筑紫野特別」(佐賀)

2010/01/22

23日(土)メイン第9レースは「筑紫野特別」(3歳1組、1750メートル)。

前開催の初夢特別(1月2日、1800メートル)は、勝ち馬と3~5着を牝馬が占めましたが、この4頭はいずれも翌24日の3歳牝馬重賞・花吹雪賞へ登録。また2着馬ウエルカムパーティもこのレースに登録がなく、初夢特別の上位陣が揃って不在となりました。

メイオウセイ(牡、三小田幸人厩舎)は、九州ジュニアチャンピオンではネオアサティスから1秒6差と大きく離された3着。その後の2、3歳特別ではカペラ賞(12月12日、1750メートル)4着、初夢特別6着と馬券圏内には届いていませんが、勝ち馬からコンマ6秒程度の差に健闘しています。また、セイユウキング(牡、上川薫厩舎)やウインクルム(牡、西久保政等厩舎)はカペラ賞、初夢特別ではメイオウセイに先着されているものの、コンマ1秒差以内とほぼ互角の成績を残しています。今回はこれまでの重賞・特別の上位馬が不在となっただけに、これら3歳1組中堅クラスの馬にとって、勝利を挙げる大きなチャンスが巡ってきました。

3歳特別初出走馬では、元道営所属のカジノメンバー(牡、坂井孝義厩舎)とニューピース(牝、中川竜馬厩舎)に注目でしょう。両馬とも道営では未勝利でしたが、佐賀転入後に1勝を挙げており、そのほかのレースでも掲示板内を確保しています。

そのほか、道営から転入2戦目で、杉村一樹騎手に乗替わったタチアライ(牡、東美義厩舎)や、1750メートル戦は初出走ですが、距離が延びて差し脚に期待できそうなピッコロ(牝、川田孝好厩舎)の上位進出にも警戒が必要でしょう。

(文/上妻輝行)


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