レース展望・予想

ひと叩きで変わり身ルリーバニヤン「千両特別」（笠松）

2010/01/16

1月17日（日）のメイン第9レースは「千両特別」（B級1組・1800メートル）です。

ルリーバニヤン（牝6、川嶋弘吉厩舎）は昨年の8月以来のレースだった前走は、実力上位ということで1番人気に推されましたが結果は4着に敗れました。馬体も少し減っていて、やはり久々が堪えて最後の粘りを欠きました。今回は叩き2走目。きっちり変わり身を見せたいところです。

エーシンベロシティ（牝5、伊藤強一厩舎）は前走、ルリーバニヤンに先着しています。差し届かずというレースが続いていますが、前走は勝ち馬から0秒1差まで迫りました。好調をキープしており今度は展開ひとつで差し切る場面がありそうです。

サイキョウアサカゼ（牡4、藤田正治厩舎）は1600メートル戦の前走、会心の差し切り勝ちを収めました。2走前のこのクラスのレースでは、道中ちぐはぐな形になって5着に敗れていますが、状態そのものは悪くなく1800メートルでもスムーズに流れに乗れば首位争いを互角に持ち込むはずです。

オグリオトメ（牝5、山中輝久厩舎）は川崎からの遠征帰りですが、地元に戻れば着実に追い込んできます。こちらも流れひとつでゴール前、急襲してきます。

このほかでは金沢のアクヤクダイスター（セン7、小原典夫厩舎）や、クリスタルシンガー（牡6、川嶋弘吉厩舎）が侮れない存在になります。

（文／中日スポーツ・外山謙一）


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