レース展望・予想

強行軍も主役はバンバンバンク(園田)

2010/01/13

14日(木)の第7レースにA1・4歳以上特別(1700メートル)が行われます。少頭数のためにメインから変更になりました。

登録のあったイイデケンシンが回避。同じ田中範雄厩舎のバンバンバンク(牡5)を1月3日の新春賞から中10日の強行スケジュールですが、主役の座に置きます。3歳時に兵庫ダービー、楠賞、4歳の昨年は新春賞と重賞3勝の実績を持っています。昨年2月から7月まで休養し、復帰後は7走していますが、勝ち星はありません。しかし、11月の楠賞は向正面から一気にマクって結果は3着惜敗でしたが、それから体調がグンとよくなっています。12月の園田金盃では直線猛襲してハスフェルの3/4馬身差2着。そして、今年初戦の新春賞は接戦の1、2着キーポケット、カラテチョップから大きく離されましたが3着でした。今回は久々の平場戦で、相手にも恵まれ約1年ぶり通算7勝目のチャンスです。

相手はリュウノツバサ(牡5、中塚猛厩舎)です。デビュー地の岩手で重賞に10回出走し、3歳限定の阿久利黒賞で優勝しています。昨年10月から兵庫へ転じ、2戦目にA2を差し切っています。A1昇級後は3戦して勝ち星こそありませんが、1走ごとに力をつけています。前走はイイデケンシンを追って2番手でしたが、並ぶことなく1馬身1/4差の2着に敗れました。今回は距離延長と斤量差を生かして、バンバンバンクに迫ります。

シンボリピレネー(セン10、吉行龍穂厩舎)は、4カ月半の休養明けだった昨年10月戦からいきなり2連勝しました。その後は3連敗中ですが、好位で折り合いの競馬なら前述両馬とは互角です。

現況はひと息のモエレトレジャー(牡9、曾和直榮厩舎)ですが、ハナを切る競馬なら注意が必要です。

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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