レース展望・予想

前走圧勝のサムタイムレーター（笠松）

2010/01/06

1月7日（木）のメイン第10レースは「新春特別」（A級3組、1600メートル）です。

サムタイムレーター（牝7、柳江仁厩舎）は元日のレースで2着に7馬身差をつけて圧勝しました。不良馬場で先手を取って逃げた展開が向きましたが、調子も上々で、気配は申しぶんのないものがありました。今回は2走前に2着だったときの勝ち馬ブライトパステル（牡7、藤田正治厩舎）が1番枠にいて前走ほど展開は楽にはならないかもしれませんが、いまの気配なら2連勝も十分狙えそうです。

エーシンサニーデイ（牡4、伊藤強一厩舎）は笠松転入後、6戦目の前走で念願の白星を飾りました。惜しいところで勝ちを逃していただけに、この勝利をきっかけに進撃態勢に入る可能性は十分あります。

ゴールドカード（牡5、柳江仁厩舎）は前走のB級チャンピオンで1着になっています。B級では安定感で右に出る馬はいないぐらいでした。A級に上がっても力の差は感じません。ここでも互角の勝負になるでしょう。

ナリタバクシン（牡8、後藤保厩舎）はA級2組特別で3着が2回続いています。クラスがひとつ下がったここなら、タイミングひとつで直線抜け出してきます。

ブライトパステルも1番枠なら、逃げ一手で勝負をかけてくるでしょう。

実績上位のウイニングボール（牡6、森山英雄厩舎）は昨年9月以来のレースになるだけに、少々割引が必要になりますが、流れ次第で上位争いに加わってくるはずです。

（文／中日スポーツ・外山謙一）


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