レース展望・予想

ナリタブラック重賞初制覇なるか「福山大賞典」(福山)

2010/01/02

1月3日(日)のメイン第10レースは重賞「第45回福山大賞典」(2600メートル)です。長距離実績馬と好調馬が揃った好メンバーとなりました。

ナリタブラック(牡8、徳本慶一厩舎)が重賞獲りを狙います。福山菊花賞ではナムラベンケイ(牡7、渡邉貞夫厩舎)の出し抜けをわずかにとらえきれませんでしたが、もっとも強いレース内容でした。厳しいレースになるほど力が発揮できるタイプなので、距離延長は望むところ。ここを勝って、今年こそ福山の顔としての活躍に期待します。

目下の勢いは3連勝中のクラマテング(牡5、江口秀博厩舎)。前走ではナリタブラックらを一蹴し、大一番に向けての好調ぶりをアピールしました。気になるのは昨年のこのレースは9着だったように距離面。同じように逃げる展開となった福山菊花賞では6着に敗れました。

その福山菊花賞を制したナムラベンケイはその後再びトンネルに。しかし、昨年のこのレースは断然人気で惨敗しただけに、そのリベンジを果たしたいところ。距離適性を武器に復活を狙います。

福山生え抜きサラブレッドとしての出世頭であるサンディナナ(牝5、胡本友晴厩舎)も、斬れ味だけでなく意外とスタミナに自信あり。福山菊花賞では最後までナムラベンケイ、ナリタブラックと死闘を演じました。



(文/土屋真光)



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