レース展望・予想

カペラ賞上位馬に挑むウエルカムパーティ「初夢特別」(佐賀)

2010/01/01

1月2日(土)メイン第10レースは「初夢特別」(3歳1組、1800メートル)。

今開催から明け3歳の上位クラスはC1級以上に編入され、3歳条件戦は番組賞金150万円以下の馬による争いとなります。今年最初の3歳特別は、花吹雪賞(1月24日、牝馬限定)、飛燕賞(2月21日)と続く3歳重賞と同じ距離1800メートルで行われるだけに、両重賞を目指す3歳条件クラスの馬にとってはここを勝って、先に古馬格付に編入された馬たちに追いつきたいところです。

前開催のカペラ賞(12月12日、1750メートル)からは5頭が出走。2着キミノホホエミ(牝、土井道隆厩舎)、3着アッレグレット(牝、九日俊光厩舎)、4着メイオウセイ(牡、三小田幸人厩舎)の3頭はいずれも九州ジュニアチャンピオンにも出走しています。この3頭の中ではメイオウセイが3着と最先着でしたが、やや展開に恵まれた感もあり、カペラ賞の結果を合わせて考えると、大きな力の差はなさそうです。

ウエルカムパーティ(牡、真島元徳厩舎)は、JRA認定新馬戦(11月15日)、2歳2組(12月13日)と2連勝で特別初挑戦です。前走の2歳2組は、2歳特別戦出走経験馬があまりいないメンバー構成ながら、2着に1馬身半(コンマ3秒)とあまり差をつけてはいませんでした。しかし、レース経験を積んでいけばまだまだ上昇の余地がありそうな内容だっただけに、距離が延びての特別戦での台頭も十分に考えられそうです。

そのほか、道営から転入初戦のモエレダイヤモンド(牝、東眞市厩舎)とタチアライ(牡、東美義厩舎)の2頭は、JRA認定戦での勝利実績もあり、初戦から警戒が必要でしょう。

(文/上妻輝行)


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