レース展望・予想

実力伯仲のC1級戦「アテルイ賞」（水沢）

2010/01/09

10日（日）メイン第9レースは「アテルイ賞」（C1級、1600メートル）、9頭立て。

実力伯仲のメンバーで人気も割れそうですが、上位人気はトーセンスプライト（牝5、佐藤浩一厩舎）、ポイントプリム（牝4、菅原右吉厩舎）、デルマジュピター（セン8、畠山信一厩舎）あたり。

トーセンスプライトは錦秋湖賞、はまゆり賞と2着に敗れましたが、かまくら賞を完勝。2番手キープから余裕の抜け出しを決め、2着に4馬身差。近走のうっ憤を見事に晴らしました。

ポイントプリムは岩手転入後、6戦4勝。目下3連勝中と自慢のスピードが冴え渡っています。しかも前走・はまゆり賞ではトーセンスプライト相手に圧勝。マークがきつくなってもしのぎ切れる実力を持っています。

デルマジュピターも4連勝マークと絶好調。なんといっても魅力はどんな競馬にも対応可能なこと。緩急自在の戦法で逆転首位を狙います。

ここにきて本格化を示すドリームプラウド（牡4、熊谷昇厩舎）、待望の岩手初勝利で意気上がるザバトルアトラス（牡4、畠山信一厩舎）、決め手一目エイシンウルフオー（セン8、村上佐重喜厩舎）も流れが合えば勝ち負け十分。好レースが期待できそうです。

（文／松尾康司）


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