レース展望・予想

ハンデ有利な明け4歳馬2頭が優勢か「新春賞」(園田)

2010/01/02

3日(日)のメイン第10レースにハンデ重賞「第52回新春賞」(1870メートル)が行われます。

12月2日に行われた園田金盃の上位再戦ですが、今回はハンデ戦だけに距離も同じでも変化がありそうです。

ハンデが有利になる明け4歳馬2頭を上位と見ました。

菊水賞、兵庫ダービーの兵庫二冠を制し、兵庫チャンピオンシップJpnIIでも地方馬最先着の5着カラテチョップ(牡4、寺嶋正勝厩舎)に重賞4勝目の期待です。昨年8月の大井・黒潮盃でツクシヒメの3着後に休養しました。秋は10月のコウノトリ賞から始動し3走しましたが、勝ち星がありません。成長分もありますが、前走園田金盃(4着)は兵庫ダービー時に比べプラス17キロでまだ太いのでしょうか。斤量は前走と同様55キロですが、勝ったハスフェルが斤量増になっており有利です。

菊水賞、兵庫ダービーと春に2度も惜敗に泣いたキヨミラクル(牡4、森澤憲一郎厩舎)が、コウノトリ賞でウサを晴らしました。外枠でしたが、思い切ったスタートを決め主導権を奪いました。あとは松平幸秀騎手が気分よく走らせ、直線では2着カラテチョップを引き離して6馬身差をつけました。その後、古馬相手の楠賞でチャンストウライの2着、園田金盃でもハスフェルの3着と善戦しています。同斤量の55キロで、ハナを切ると2つ目のタイトルもありそうです。

ハスフェル(牡8、重畠勝利厩舎)が重賞連勝を狙います。A1で2走目のオープン戦を好位からマクリ切った余勢を駆って、前走園田金盃も一気に差し切りました。1870メートルで連勝していますが、今回は57キロのハンデ克服がカギになります。

昨年のこのレースの優勝馬バンバンバンク(牡5、田中範雄厩舎)が園田金盃で直線伸びて2着と復活気配です。08年兵庫の女王キーポケット(牝6、吉行龍穂厩舎)が続きます。


(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)



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