レース展望・予想

前走重賞勝ちのタニノウィンザー3連勝か「荒尾金盃」(荒尾)

2010/01/19

20日(水)メイン第10レースは「荒尾金盃」(A級、1900メートル)。

タニノウィンザー(牡6、頼本盛行厩舎)は、前走の肥後の国グランプリ(12月31日、2000メートル)を勝利し連覇達成。荒尾2000メートルの重賞で4連勝しています。今回の出走馬10頭中、岩手からの冬季遠征馬2頭と、テイエムカチボシ(牡8、平山良一厩舎)の計3頭以外は肥後の国グランプリの出走馬。2着のテイエムジカッドには4馬身(コンマ8秒)差をつけており、1900メートル戦のここもタニノウィンザーの力が一枚上手でしょう。

テイエムジカッド(牡6、平山良一厩舎)は、肥後の国グランプリでは逃げに出て、最後はタニノウィンザーに交わされましたが2着は確保し、A級、重賞で5戦連続連対中です。前走から100メートルとはいえ距離短縮になるのはこの馬にとってプラスとなりそうなだけに、タニノウィンザーとの一騎打ちに持ち込みたいところです。

コスモタクミ(牡5、福島幸広厩舎)は、肥後の国グランプリが荒尾転入初戦でした。JRAでは芝の長距離戦を主に使われてきており、タニノウィンザーからは1秒1の差をつけられましたが、距離経験を活かして3着に食い込みました。荒尾2走目の今回は、さらなる前進に期待が持てそうです。

バンドマスター(牡8、岩手・城地俊光厩舎)は、JRAから川崎を経て12月に岩手に転入し、水沢でA級を3戦しています。ここ2戦は勝ち馬からコンマ5秒ほどの差で掲示板内を確保。9月には大井のB1B2級戦で4着の実績もあり、荒尾A級での上位進出も十分可能性がありそうです。

(文/上妻輝行)


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