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レース展望・予想
ビクトリジュウベエ3連勝で戴冠へ「若駒賞」(福山)
2010/01/16
1月17日(日)のメイン第10レースは「第2回若駒賞」(サラ系3歳、1600メートル)です。
断然の存在だったムツミマーベラスが不在となり、混沌とした様相を呈している福山の3歳世代。自己条件で徐々に力をつけてきたビクトリジュウベエ(牡、渡邉貞夫厩舎)が、3連勝で重賞獲りを狙います。昨年最後の出走となった2歳2組を逃げ切りで快勝。年明け初戦の前走(3歳1組)では、2番手追走から早めに先頭に立ち、ヤングチャンピオンの覇者フォーインワン(牡、松本満夫厩舎)の追撃を完封しました。短距離でも2勝を挙げていますが、マイル戦はここまで3戦2勝、3着1回と相性がよく、血統の額面どおりに成長を見せています。
フォーインワンはヤングチャンピオンこそ人気に応えましたが、再び人気に推された前走はビクトリジュウベエに完敗でした。敗因が1kgの斤量増だったとすれば、同じ斤量となる今回は重賞ウィナーの貫禄を見せたいところです。ただ、枠順に難あったとすれば、今回も楽観視はできません。とはいえ、安定感はメンバー中断然で、今回も上位争いは間違いなさそうです。
マルチビッグブラザ(牡、那俄性哲也厩舎)は前々走(2歳1組)を勝利。その勝ち時計は同日のビクトリジュウベエのものより0秒2速いものでした。前走の直接対決ではビクトリジュウベエに目標にされて敗れていますが、展開次第では再度見直す必要がありそうです。
同じく那俄性哲也厩舎のマルチトップセダン(牡)は脚の使いどころが難しいタイプですが、時計面ではビクトリジュウベエと互角。マルチビッグブラザとともに、1走おきに好走するタイプで、ともに今回はその順番です。
(文/土屋真光)
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