レース展望・予想

ゴールドウィング賞1、2着馬対決「新春ペガサスC」(名古屋)

2010/01/01

1月2日(土)のメイン第11レースは重賞「第12回新春ペガサスカップ」(3歳、1600メートル)。お正月開催名物、今年の3歳勢力図を占う重要な一戦です。

パラダイスラビーダ(牡、新山廣道厩舎)は昨年11月にゴールドウィング賞を制し、名古屋の2歳王者になっています。9月には金沢の兼六園ジュニアカップでも2着に健闘しており、実力はデビュー当時から相当なものがあるといわれていました。ただ、ゴールドウィング賞以降はJRA戦で大敗、地元に戻ってからも3着2回と勝ち切れていません。ここは仕切り直しのレースで相手に不足はありません。重賞ウイナーの貫禄を示したいところです。

逆転十分なのがゴールドウィング賞で2着だったタンブリングダンス(牡、藤ケ崎一男厩舎)です。その後は2連勝を飾り、パラダイスラビーダにも先着しています。ここまで7戦3勝、2着4回とまだ連を外していません。今年の伸びしろはこちらの方が上かもしれません。

この両馬に割って入るならメモリーキャップ(牝、荒木市雄厩舎)でしょう。前走は最後にバテましたが、スピードでは上位の存在。2、3番手からでもレースができ、しぶとさを発揮します。

ヘイハチキング(牡、原口次夫厩舎)も1戦ごとに力をつけています。前走も他馬を寄せつけずに圧勝。今ならここでも上位争いに加わることができます。

ニューブラウン(牡、瀬戸口悟厩舎)は北海道からの転入馬。重賞路線を歩んできた素質馬だけに、転入初戦といえども不気味です。

このほかでは調子が上がってきたエムオーミサイル(牡、山中輝久厩舎)や、相手なりに走れるオットヒル(牡、新山廣道厩舎)、底力を秘めているコロニアルペガサス(牝、山中輝久厩舎)が侮れません。

(文/中日スポーツ・外山謙一)



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