レース展望・予想

リズムアップのブライトパステル(笠松)

2009/12/31

1月1日(祝・金)のメイン第9レースは「岐阜新聞・岐阜放送杯」(A級3組、1800メートル)です。

2010年の笠松競馬は裁判問題も昨年決着がつき、JpnIを制したラブミーチャンの出現もあって大いに盛り上がりそうです。

新年最初のメインレースはここにきて急激に調子を上げてきたブライトパステル(牡7、藤田正治厩舎)が中心になりそうです。じっくり調整して出走してくるこの馬は7歳ながら、年齢的な衰えが見受けられません。ここ2走はA級戦で連勝しました。2走前は2番手から抜け出し、前走が5頭立てでの逃げ切り勝ちと、勝ちっぷりも危なげないものでした。今回も仕上がりは良好で走れる状態にあります。1800メートルの距離も勝ち星があり心配はなさそうです。

チェイリュイ(牡5、井上孝彦厩舎)は2歳時にジュニアクラウンを勝ち、その後大井に移りました。大井時代は目立った成績を残せず、笠松に再転入しましたが、最初は調子を上げることができませんでした。しかし、ここにきてようやくリズムをつかみだし、前走も会心の走りで勝利を収めました。1800メートルは3走前に白星を飾っています。スムーズに先行すれば、今回も粘りを発揮してくるでしょう。

ケイゾク(牡5、井上孝彦厩舎)はゴールドジュニアやオッズパーク・ファンセレクションin笠松を制した実力馬です。その後はもうひとつ伸び悩んでいますが、大きく崩れることが少ないタイプ。近況の走りはひと頃よりも軽快さが出ており要注意でしょう。

コパノライジン(セン6、柳江仁厩舎)はA級に上がってからは勢いがもうひとつですが、実力はここに入れば上位の存在です。ここ2走は3着に粘り込んで徐々に調子も上げてきました。息が入る流れに持ち込めば1800メートルも克服可能でしょう。


(文/中日スポーツ・外山謙一)



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