レース展望・予想

前走レコード勝ちのエンゼル初重賞制覇なるか「門松賞」(荒尾)

2009/12/31

1月1日(祝・金)メイン第10レースは重賞「第32回門松賞」(3歳、1500メートル)。

レッドエンゼル(牡、松島壽厩舎)は、九州ジュニアグランプリ(10月27日、1500メートル)で荒尾最先着の3着のあと、九州産2歳限定戦の野菊賞(11月23日)に出走しましたが、ヴォータンから3馬身(コンマ6秒)差の2着に敗れました。しかし、前走の2歳平場戦(12月17日)で2着ヴィットドラゴンに6馬身(1秒1)差をつけ、ヴォータンも3着にしりぞけ巻き返しに成功。そのレースで09年9月にワンウェイ(3戦3勝、休養中)がマークした荒尾1400メートルの2歳レコードをコンマ3秒更新しています。この世代のトップクラスの実力は証明済みなだけに、ここを勝って名実ともにトップに君臨する期待が高まります。

12月16日の2歳牝馬限定戦・プリンセス賞(1500メートル)は、逃げるアソノビックガール(牝、副島義弘厩舎)とその直後2番手につけたサツマダイヤ(牝、頼本盛行厩舎)が、3コーナーから併走のまま後続を引き離し、長い競り合いの末、アソノビックガールがアタマ差しのぎ切って勝利しました。2着サツマダイヤから3着までは1秒9の大差をつけており、牡馬との混合戦に戻る今回も優勝争いに加わる力量は十分にあるでしょう。

12月17日の2歳平場戦は牡馬の上位陣が出走し、前述のようにレッドエンゼルが圧勝。2着ヴィットドラゴン(牡、平山良一厩舎)、7着ムツミサイレンス(牡、大久保眞二厩舎)、8着サチノタイヨウ(牡、宇都宮徳一厩舎)といった2歳特別戦の上位経験馬の巻き返しに期待したいところです。


(文/上妻輝行)





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