レース展望・予想

サイレントビート逃げ切りなるか「師走特別」(荒尾)

2009/12/29

30日(水)メイン第10レースは「師走特別」(オープン、1500メートル)。

九州産馬のサイレントビート(牡3、工藤榮一厩舎)は、JRA所属時に3度荒尾に遠征し、霧島賞トライアル・えびの特別で2着の実績があります。10月に荒尾に転入し、初戦のかんなづき特別(10月14日、1500メートル)で逃げ切り勝ちを収めました。その後3戦でも逃げを打ち、勝利には届いていませんが2着を2回確保しています。今回はオープンとはいえ、A、B級の上位馬は翌31日の肥後の国グランプリに出走するため、実質B級からC級上位にかけてのメンバー構成です。さほどの強敵はいないだけに、転入初戦以来の勝利を挙げておきたいところです。

ソシアルセンプー(牝5、北海道・山田和久厩舎)は、昨年12月から今年3月にかけても道営からの遠征馬として荒尾で出走し、8戦3勝と好成績を残しました。今回の遠征初戦の不知火賞(12月17日、C級、1500メートル)では、先行馬を直線一気に差し切って2着サイレントビートに1馬身半(コンマ3秒)差をつける勝利。今シーズンも荒尾での活躍が期待できそうです。

エムテイボーイ(牡6、崎谷彦司厩舎)は、9月に休養明け初戦のB級で勝利した後は、3戦していずれも連対圏に届いていません。しかし前走の筒ヶ岳カップ(12月16日、B級、1500メートル)では勝ち馬からコンマ4秒差の3着と復調の兆しを見せています。また、今回は鞍上が山口勲騎手(佐賀)に戻りました。3月から9月にかけて山口騎手を背に6戦連続連対を達成しており、同騎手ならこの馬の力を十分に引き出してくれそうです。

(文/上妻輝行)


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