レース展望・予想

安定感ならハクシンフリーダム（名古屋）

2009/12/23

12月24日（木）のメイン第11レースは「シクラメン特別」（A級3組、1600メートル）です。

ハクシンフリーダム（牡6、瀬戸口悟厩舎）は9月にA級3b組・B級1組混合特別を勝ってA級入り。それ以後、白星はありませんがこのクラスの多くのレースで上位争いに加わり、安定した走りを見せてきました。今回は傑出馬が不在で、どの馬にもチャンスはありそうなだけに、この馬にとって白星奪取のチャンス到来となりました。

ユキノサッシュ（牝4、圓田修厩舎）もA級に上がってから1、2、3着とまずまずの成績を残してきました。前走は1400メートル戦で忙しい流れに巻き込まれましたが、1600メートル戦に戻れば、しぶとい末脚が生かせるでしょう。

デルマジョン（牡5、竹之下昭憲厩舎）は2走前にユキノサッシュを下して、勝利をものにしています。前走は差し馬にはきつい展開になって7着に敗れましたが、1600メートルでこのメンバーなら、持ち味の鋭い末脚が爆発する可能性は十分あります。

北海道から転入してきたシーソング（牝5、岩田幸一厩舎）や、金沢からきたエムザックローマン（牝3、植松則幸厩舎）に未知の魅力があります。

このほかコースに慣れてきたヒロシジェット（牝6、山本功厩舎）や、末脚勝負のケイアイダンシング（牡7、錦見勇夫厩舎）も実力的に差はありません。

（文／中日スポーツ・外山謙一）


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