レース展望・予想

イイデケンシンの相手探し「菊正宗特別」(園田)

2009/12/22

23日(祝・水)のメイン第10レースに「菊正宗特別」(A1、1400メートル)が行われます。

イイデケンシン(牡4、田中範雄厩舎)が目標にしていた兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIに出走できなかったウサ晴らし戦です。07年川崎・全日本2歳優駿JpnIを逃げ切り勝ち。その後は海外遠征(UAEダービーGII)も経験しましたが、勝ち星をマークできずに今年、兵庫に転じました。転入後も万全の状態でレースができませんでしたが、ハナを切った時は結果を出しています。8月の地元オープン、9月の福山・瀬戸内賞がそれです。しかし、前走の笠松グランプリでは、地方コースでは初めて、JRA新馬戦以来となるハナを切らない競馬で勝ちました。2番手を進んで3コーナーで先頭に立つと、マサアンビションの直線強襲を1馬身半抑えました。前々走も地元で同じようなレースをしましたが、シンボリピレネーにゴール寸前で捕まっています。折り合いの競馬ができるようになり「入厩後では最高のデキ」(田中調教師)とコメントがあります。今回もレッドアメリカン(牝5、西川精治厩舎)を追って2番手から抜け出して連勝が濃厚です。

興味は相手探しです。メンバーに恵まれたものの、前走初めてオープンを差し切ったオキナワノドリーム(牡4、森澤友貴厩舎)を筆頭に置きます。昨年秋から東海地区、今年は大井・帝王賞JpnI、名古屋・名港盃などダートグレードや交流重賞に挑戦した経験が前走で結果に出ました。向正面から仕掛け、逃げたスマイリングフィルをゴール寸前で捕まえました。ここも直線勝負です。

リュウノツバサ(牡4、中塚猛厩舎)は元岩手のオープン馬です。重賞で10走して3歳時には水沢・阿久利黒賞を制しています。10月に兵庫へ転入しA2を差し切って、A1でも7、3着と力を出しています。

バンブーエルトリ(牡4、渡邉幸生厩舎)は前走高知に遠征して向正面から仕掛け2着惜敗でしたが、これがプラス材料なのは必至です。ヒストリー(セン5、曾和直榮厩舎)は58キロの斤量克服がカギです。


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