レース展望・予想

決め脚上位のクロスウォーター（名古屋）

2009/12/21

12月22日（火）のメイン第11レースは「もみの木特別」（A級2組、1800メートル）です。

クロスウォーター（牝4、荒巻透厩舎）は11月に北海道から名古屋に再転入してきました。12月の初戦は中団から追い込んで2着を確保しました。A級2組に入れば実績上位といっていいでしょう。ひと叩きした今回はゴール前、きっちり差し切るレースを目指します。

シーグランジャー（牡7、斉藤弘光厩舎）はこのクラスで安定した成績を残しています。すんなり先行すれば、粘りを発揮するタイプ。今回もきつい同型が不在でマイペースの逃げに持ち込みそうです。

イーストローレル（牡7、塚田隆男厩舎）は2走前の1400メートル戦で久しぶりに白星を飾りました。前走の1800メートル戦でも3着に健闘して、ひところの不振を払拭しています。スムーズに流れに乗って、今回も連対圏内に押し上げてくるでしょう。

キミガヨオー（セン7、斉藤弘光厩舎）は近況の走りは物足りませんが、地力は備わっています。気配は悪くないだけに軽視できない存在です。

テラノハイトップ（牡7、荒巻透厩舎）は前走のA級3b組特別で逃げ切り快勝しました。ここでハナを奪えるかは微妙なところですが、1800メートルなら息が入ります。好位で折り合えば上位争いは可能です。

穴一発ならツルマルツイモツイ（セン6、藤ケ崎一男厩舎）です。末脚不発のレースが続いていますが、この距離は得意。前が競る展開なら出番も出てきそうです。

（文／中日スポーツ・外山謙一）


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