レース展望・予想

マサノガーランド巻き返し必至(園田)

2009/12/14

15日(火)のメイン第10レースに「白鶴まるカップ」(A2・B1混合、1400メートル)が行われます。

マサノガーランド(牡4、曾和直榮厩舎)がA2昇級2戦目で、B1混合と相手にも恵まれ巻き返しのチャンスです。ホッカイドウ競馬からの転入初戦B2は太め残りの影響もあってスーパーフライに1秒1差の3着でした。しかし、馬体が絞れた2走目から4連勝。まず、3コーナーで先頭に立ち、4コーナーで並びかけてきたシンボリブラントと直線びっしり競り合ってハナ差だけ抑えて1勝目。さらに上積みがあった3走目は3コーナー先頭からアクトオンザターフに3馬身差の楽勝。B1に昇級しての4、5走目は逃げて、差しのロケットガール、実力馬ゲイリーマイハートを一蹴しました。そして、前走のA2昇級初戦は逃げたミサトタッチの2番手を進みましたが、直線で6着まで沈んでしまいました。しかし、今回は前述のようにB1との混合で、内枠を主張して主導権を奪い、逃げ切りが濃厚です。

逃げ・先行馬が揃って、展開はシルクアドニス(牡5、山口益巳厩舎)に味方しそうです。9月から再び兵庫に在籍。近2走はJRA500万円以下との交流レースで5、8着ですが、その前の10、11月戦はA2で4、3着。両レースとも、3コーナーからスパートして勝ち馬と0秒4(約2馬身)差に詰めています。先陣争いが激しくなると、直線で一気のシーンも十分です。

JRA3勝馬プライベートプラン(牡6、小牧毅厩舎)は3月の転入初戦のオープンでタガノコマンダーの2着でしたが、その後は5着が最高です。JRAとの交流戦2走、A2での近2走も強調材料はありませんが、今回の相手なら地力が上位だと思います。

好位で折り合ってゴールドコレクター(牝4、長倉功厩舎)、格下ですが前走の逃げ切りが鮮やかだったゼロファイター(牡4、栗林徹治厩舎)などが続きます。

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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