レース展望・予想

距離適性でワラッテオクレヨ「六華賞」(水沢)

2009/12/13

14日(月)メイン第9レースはB1級馬による2000メートル戦「六華賞」、10頭立て。いうまでもなく距離適性が大きく勝敗を左右しそうで波乱の目も十分考えられます。

人気を集めそうなのは長距離が合うワラッテオクレヨ(牡7、石川栄厩舎)。前走・ゴールデンステッキ賞(1900メートル)は2番人気に支持されましたが、追い込み馬には明らかに苦しい流れ。3コーナー手前からスパートをかけましたが、時すでに遅く5着止まりに終わりました。これで1900メートルでの連対継続はストップしましたが、100メートル延長の今度こそ一気を決めたいところでしょう。

アルディ(牡5、大和静治厩舎)はここにきて立ち直り気配急。前走は出遅れながらも鮮やかな直線抜け出しを決め、待望の今季初勝利をマークしました。今回は2000メートルの距離が微妙ですが、今の勢いなら克服できそうです。

3番手以下も混沌としています。ゴールデンステッキ賞で上位入線を果たしたリザルト(牝4、櫻田浩三厩舎)、ブライティアメッセ(牝6、熊谷昇厩舎)も軽視できませんが、その一方で詰めが甘いのも否定できないところ。ひとまず連下候補に落ち着きそうです。

むしろ怖いのは単騎逃げが打てるフェニックスクイン(牝3、葛西勝幸厩舎)。マイネルラヴ産駒ですから2000メートルは明らかに守備範囲外ですが、このレースは間違いなく超スローの流れ。逃げ馬に乗せたら大物食いに定評がある山本聡哉騎手の手綱さばきにも注目です。

あとは休み明けを叩かれながら徐々に良化示すヒドゥンアジェンダ(牡5、伊藤和厩舎)も押さえが必要でしょう。

(文/松尾康司)


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