レース展望・予想

転入馬を迎え撃つローズ特別上位馬「水仙特別」(佐賀)

2009/12/12

13日(日)メイン第9レースは「水仙特別」(B1B2級、1800メートル)。

ザスターキング(牡4、西岡龍三厩舎)は、ここ3走はB2級格付でB1B2級特別に編入されていましたが、前走のローズ特別(11月21日、1800メートル)を勝利するなど、1勝、2着2回の好成績を挙げています。今回はB1級に昇級しての一戦で、負担重量が前走より1キロ加増されていますが、前走同様に内田利雄騎手が騎乗。同騎手は11月21日から佐賀で期間限定騎乗を開始し、12月6日までの開催6日間で39回騎乗して6勝、3着以内が合計22回と上々の滑り出しを見せており、ここも手綱捌きに期待が持てそうです。

シルクイシュタール(牝5、山田勇厩舎)は、B2級特別で2勝を挙げていますが、B1B2級特別に編入された3戦では4、3、3着とあと一歩及ばないレースが続いています。前走ローズ特別はザスターキングからコンマ7秒差の3着。同馬の負担重量が1キロ増となる今回はその差を詰めるチャンスとなりそうです。

そのほか、休養明け3走目のオカールノキセキ(牡5、土井道隆厩舎)や、前走ローズ特別で2月以来の連対(2着)を果たしたエクセルクレバー(牡6、東眞市厩舎)など、このクラスの常連馬による上位争いに注目したいところです。

今回は4頭の佐賀転入初戦馬が出走します。そのなかでもJRAから転入のメガチューズデー(牡3、上川薫厩舎)は、新馬・未勝利戦での6戦中、掲示板内を5回確保。未勝利戦終了後の500万円以下特別でも2戦して勝ち馬から約1秒の差と、このところ佐賀に転入してきたJRA未勝利馬の中では実力上位といえるだけに、初戦から十分な警戒が必要でしょう。

(文/上妻輝行)


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