レース展望・予想

今度こそのメジャーワールド「キャッツアイ特別」（金沢）

2009/12/05

12月6日（日）のメイン第10レースは「キャッツアイ特別」（A4組、1700メートル）です。

前回このクラスで惜敗のメジャーワールド（牡7、高橋優子厩舎）が、今度こその構えです。前走は勝ったシルクキャピタルに終始マークされる展開で、最後の直線は激しい叩き合いになりましたが、首の上げ下げでアタマ差敗れてしまいました。今回は勝ったシルクキャピタルがA3組に上がったため不在で、距離も4走前に勝っている1700メートル戦と条件は好転しました。逃げるエムザックライアン（牡4、加藤和宏厩舎）を見ながら好位でレースを進め、直線抜け出しを狙います。

カゼノマイ（牝5、鷹尾雄治厩舎）は、以前このクラスで大敗してからリズムを崩していますが、前走も先手を奪えない苦しい展開ながら3着に追い上げ、底力の高さを見せました。まだ軽めの調整が続いており、好調だった今季前半の状態にはありませんが、金沢では2戦2勝と相性がいい1700メートル戦なら意地を見せてくれそうです。

マツノヴェイロン（牡4、小原典夫厩舎）は、A級入りしてからなかなか自分のレースをさせてもらえず、善戦止まりが続いています。しかしメンバーが薄くなった今回は、連対圏内も狙えそうです。

（文／中日スポーツ・瀬川剛司）


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