レース展望・予想

今年もJRA勢優位「兵庫ゴールドトロフィー」(園田)

2009/12/23

24日(木)のメイン第10レースにハンデ重賞「第9回兵庫ゴールドトロフィーJpnIII」(1400メートル)が行われます。

第1回(01年)から昨年までJRA馬が8連覇しています。今年も抜けた存在はいませんが、粒ぞろいです。

岩田康誠騎手が4年連続優勝をラヴェリータ(牝3、JRA松元茂樹厩舎)で目指します。今年5月の昇竜ステークスから岩田騎手が手綱を取り、そのレースから、牝馬限定の川崎・関東オークスJpnII、スパーキングレディーカップJpnIIIと3連勝しました。牡馬に伍しての武蔵野ステークスGIIIは5着、前走ジャパンカップダートGIはエスポワールシチーなど相手が強く13着でした。今回のメンバーならコース熟知の鞍上岩田騎手のプラスもあってダートグレード3勝目のチャンスもあります。

このレースと相性がいいのがリミットレスビッド(牡10、JRA加用正厩舎)です。岩田騎手とのコンビで06、07年と連覇し、昨年もスマートファルコンの3着でした。前走名古屋・JBCスプリントJpnI3着と10歳になっても大きく崩れていません。

8月の佐賀・サマーチャンピオンJpnIII連覇などダートグレード4勝のヴァンクルタテヤマ(牡7、JRA武田博厩舎)は秋から冬の季節に実績がないのがちょっぴり気になります。

展開がもつれればトーセンブライト(牡8、JRA加藤征弘厩舎)が3月の高知・黒船賞JpnIIIで見せたマクリ再現のシーンもありそうです。

地元勢では昨年の2着馬アルドラゴンが直前に回避。4年連続でのこのレース出走で、過去4着2回のベストタイザン(牡7、上田二郎厩舎)の約5カ月半ぶりを叩いての変わり身に期待します。

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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