レース展望・予想

JRAから再転入初戦レッドゾーンに期待(園田)

2009/12/21

22日(火)のメイン第10レースに「夕刊フジ賞」(A2・B1混合、1230メートル)が行われます。

レッドゾーン(牡5、野田学厩舎)がJRAから戻ってきました。07年11月から08年4月まで兵庫に在籍し、後半5連勝してJRAに再転入。今年4月の園田での交流戦・猪名川特別では3コーナー手前からスパートし、4コーナーで大外をまわり直線鋭く抜け出して2着のJRAインダストリアルに5馬身差をつけました。テンには動けない追い込み一本の脚質だけに、1230メートルの克服がカギですが、早めにスパートすれば直線で抜け出しそうです。

A1・A2混合戦で勝っているプルーヴドメリト(牡6、柏原誠路厩舎)が10月のA2降級後、大きく崩れていません。今回は、過去5走して2勝、3着2回と実績が残る1230メートルで、B1混合と条件は有利です。大外枠ですが、手綱は木村健騎手。思い切ったスタートを決めて、好位キープからレッドゾーンの末脚に抵抗します。

逃げるのはベストスクワートル(牡5、薮田辰己厩舎)でしょう。この距離は14戦3勝、2、3着各3回と得意です。他に強力な逃げ馬が不在だけに、マイペースに落としての一気も一考したいところです。

かつてはオープン勝ちもあるゲイリーマイハート(牡9、保利良次厩舎)も先行力があります。前々走でB1を逃げ切っていますが、現況、A2に入るとスピード不足は否めません。好位を進んで流れに乗れれば連争いに加わりそうです。

相手強化も好調なスナークハーバー(セン5、荒山義則厩舎)、展開がもつれて末脚が生きるガジュマル(牡6、田中範雄厩舎)などが続きます。

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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