レース展望・予想

タニノウィンザーの連覇濃厚「肥後の国GP」(荒尾)

2009/12/30

31日(木)メイン第10レースは重賞「第4回肥後の国グランプリ」(2000メートル)。

タニノウィンザー(牡5、頼本盛行厩舎)は、九州大賞典(11月15日、佐賀2500メートル)では後方のまま見せ場を作れずに7着に敗退しました。しかし、荒尾に戻った大阿蘇賞(12月3日、1500メートル)では、4コーナーで早くも先頭に並ぶ勢いで、直線危なげなく抜け出してテイエムジカッドに2馬身(コンマ4秒)差をつけて快勝しています。今年はここまで重賞2勝を含む9勝を挙げており、この肥後の国グランプリを連覇して、年間10勝の大台に載せる可能性はかなり高そうです。

テイエムジカッド(牡5、平山良一厩舎)は、11月以降のA級特別で2勝、2着2回と目下4戦連続連対です。打倒タニノウィンザーの一番手となるところですが、荒尾1900メートル以上では3戦して1勝、4着2回で、勝ったレースはタニノウィンザーが佐賀遠征のため不在だっただけに、逆転まではやや厳しそうです。

テイエムモッコス(牡4、平山良一厩舎)は、B級戦で4連勝中。今年4月の荒尾転入後は14戦中13戦で連対しています。しかし今回がA級上位馬との初対戦。荒尾のA級上位とそれ以下とでは大きな力の差があるだけに、その壁を突破して2強の一角崩しがなるかに注目が集まります。

コスモタクミ(牡4、福島幸広厩舎)は今回がJRAからの転入初戦です。JRAでは芝の長距離戦を主に使われ1勝を挙げた他、500万円以下条件でも好走歴があります。今回はA級戦で上位から大きく離されている馬も多数出走しており、初戦から上位進出も十分に可能でしょう。

(文/上妻輝行)


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