レース展望・予想

C1級特別3走目ハートマンに勝機「ターコイズ特別」（佐賀）

2009/12/04

5日（土）メイン第9レースは「ターコイズ特別」（C1級1組、1800メートル）。

ハートマン（牡3、真島元徳厩舎）は、10月にJRA未勝利からの転入初戦で勝利したあと、C1級特別に2回出走しています。その2レースはそれぞれ当時C1級を連勝していたムーヴスター、ホウキボシが勝利しましたが、ハートマンはともにコンマ6秒差の3、2着に健闘。先着された3頭はいずれもB2級に昇級しており、C1級特別で実績を積んだこの馬に勝利のチャンスが巡ってきました。

ローテコスミオン（牝4、土井道隆厩舎）は、JRAからの転入初戦だった前走のC1級3組（11月1日、1400メートル）で勝利しています。昨年10月から今年1月にかけて笠松で5戦1勝、2着3回の好成績を挙げており、地方通算では6戦して5連対。前所属のJRAでの2戦は2けた着順に敗れているとはいえ1600、1700メートル戦を経験してきており、C1級特別初戦から上位進出に期待が持てそうです。

3走前のサファイア特別でC1級特別を初勝利したペペ（牡4、山田勇厩舎）は、5月のC1級昇級後は特別戦を5戦していずれも4着以内と好成績を残しており、引き続き上位争いに加わってきそうです。

キラキラレグルス（牡5、吉田昭厩舎）は、今回が7月中旬以来の出走です。休養前は7月にC1級特別を制するなど、7戦連続で3着以内を確保。今回は主戦の真島正徳騎手がハートマンに騎乗しているため、大澤誠志郎騎手に乗替わりますが、若手騎手の2キロ減を活かしての前残りには警戒が必要でしょう。

（文／上妻輝行）


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