レース展望・予想

道営勢4頭を迎え撃つテイエムマーメイド「不知火賞」(荒尾)

2009/12/28

29日(火)メイン第10レースは「不知火賞」(C級、1500メートル)。

テイエムマーメイド(牝3、平山良一厩舎)は、今年1月にJRAから転入して10勝を挙げ、3歳トップクラスに名を連ねました。8月の3歳重賞・荒炎賞でギオンゴールド(佐賀)の4着に敗れましたが、その次走からはC級2、3組で4連勝。前走のC級2組(12月3日)では勝ったリバートップガンに5馬身(1秒0)突き放されましたが2着を確保し、目下5戦連続連対です。今回は道営からの遠征馬も多数参戦していますが、勝利を上積みして来年への弾みとしたいところです。

スズノプロスター(牝3、幣旗吉治厩舎)は、10月にJRAから荒尾へ転入後3戦しました。2戦目のC級2組(11月19日)はテイエムマーメイドら2頭とともに後続を大きく引き離す展開となったため、直線で失速して勝ったテイエムマーメイドから3秒3差の8着に敗れましたが、そのほかの2戦では逃げ、または好位からの競馬で勝利を収めています。今回はテイエムマーメイドとの再戦となるだけに、両馬の位置取り争いは見どころの一つとなりそうです。

今回出走している道営所属馬4頭のなかでは、マイネマシェリ(牝4、伊藤隆志厩舎)に注目。遠征直前に道営B3級で3着と格上の実績を持っており、荒尾初戦のC級2組(12月17日)でスズノプロスターから2馬身半(コンマ5秒)差の2着と好成績を挙げています。各馬ともに荒尾遠征2戦目となり、上位進出には十分な警戒が必要でしょう。

そのほか、JRAから転入初戦のシゲルゴユウサン(牡3、畑田修治厩舎)は昨年12月に新馬、未勝利と連続2着の実績があり、初戦から注目が必要でしょう。

(文/上妻輝行)


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