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レース展望・予想
カンタカ4連勝なるか「ひむかのくろうま賞」(佐賀)
2009/12/18
19日(土)メイン第9レースは「ひむかのくろうま賞」(1400メートル)。C1級格付の青毛、青鹿毛、黒鹿毛といった黒系の毛色の馬による限定レースです。
カンタカ(牝4、真島元徳厩舎)は、昨年11月から今年2月までも佐賀に在籍しC2級で5戦4勝、2着1回の好成績を挙げてJRAへ復帰しました。しかし、6戦して一度も掲示板内を確保できずに、今年11月には佐賀に再転入。再びC2級格付となり、先行力を活かして目下3連勝。当地では通算8戦7勝の快進撃でC1級へ昇級してきました。今回は毛色限定レースで、C1級の中位から下位による混合戦だけに、昇級初戦から十分に期待できそうです。
インテネブリス(牡3、東美義厩舎)は、前走のC級10組(12月5日)では先行策をとれずに後方からの競馬となり、直線で差を詰めたものの、前を行く3頭の優勝争いには絡めず4着に終りました。2走前のC1級昇級初戦(C1級8組、11月21日)では逃げて勝ち馬からハナ差の2着を確保しており、先行策がとれれば巻き返しには警戒が必要でしょう。
ミルキークォーツ(牝3、川田孝好厩舎)は、5月に佐賀へ転入し、2戦目で初勝利を挙げました。その次走で2着に敗れましたが、その後は3歳条件戦で4連勝中です。今回は8月の3歳特別以来の出走だけに、当日の気配に注意が必要ですが、C1級格付初戦から上位を狙える力は持っていそうです。
そのほか、佐賀転入初戦の前走(C1級6組、11月21日)で逃げて3着のメイクボックス(牝3、川田孝好厩舎)の当地2走目にも注目が必要でしょう。
(文/上妻輝行)
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