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レース展望・予想
3歳二冠馬マヨノエンゼルvs5歳勢「桐花賞」(水沢)
2009/12/30
大晦日31日(木)メイン第9レースは岩手版グランプリレース「第35回桐花賞(ハーツクライ賞)」(2000メートル)、10頭立て。ファン投票4位・ジュリア、同8位・アンダーボナンザらの回避は残念ですが、現在の岩手ダートのトップグループがそろって出走してきました。今年のテーマは3歳馬マヨノエンゼルが古馬を一蹴して世代交代を完了させるか、それとも5歳馬たちが意地を見せるか。スケールはともかく、先日の有馬記念GIに似た対決構造ができました。
人気の中心はそのマヨノエンゼル(牡3、葛西勝幸厩舎)。岩手クラシック二冠を制し、すでに夏のすずらん賞、青藍賞で古馬をしりぞけ、ファン投票で断然の1位に支持されたのも納得。当面のライバルと目されるゴールドマインとは1勝1敗の五分ですが、今度こそ雌雄を決したいところでしょう。
ゴールドマイン(セン5、櫻田浩三厩舎)は北上川大賞典でマヨノエンゼルに先着の2着。逆に白嶺賞ではマヨノエンゼルにハナ差譲った4着と一進一退の攻防。差しタイプのマヨノエンゼルに対し、前でも競馬ができる有利さを味方に逆転を狙います。
最大の惑星馬となるのがコアレスレーサー(牡5、熊谷昇厩舎)。転入後6連勝をすべて余裕で決め、まったく底見せなし。B2と格下からの挑戦ですが、大仕事をやってくれそうなムードが漂っています。
エイシンイッパツ(牡5、瀬戸幸一厩舎)のスピードも怖さ十分。水沢1800メートルのレコード更新を含め、目下3連勝中。2000メートルの距離も今の勢いがあれば克服可能でしょう。
あとは完全復調をとげたヒカルメイオー(牡4、城地俊光厩舎)も争覇圏内に位置し、白熱のレース必至となりました。
(文/松尾康司)
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