レース展望・予想

九州大賞典制した3歳馬オードリー連勝なるか「中島記念」(佐賀)

2009/12/26

27日(日)メイン第9レースは重賞「第25回中島記念(ファン選抜)」(2000メートル)。優勝馬には佐賀記念JpnIII(2月11日)への優先出走権が与えられます。

九州大賞典(11月15日、2500メートル)の1着から8着のうち、荒尾所属の2頭(4、7着)を除いた6頭が引き続きここに参戦。これにファン投票、記者選抜で選ばれた上がり馬が加わり、佐賀競馬の今年1年の総決算として非常に見ごたえのあるレースとなりそうです。

ミヤノオードリー(牡3、東眞市厩舎)は、夏のJRA小倉競馬へ2度遠征し経験を積み、その後はロータスクラウン賞、九州大賞典の重賞2勝を含め3連勝中。今の勢いならば重賞3連勝の可能性も高そうです。

一方、ワンパクメロ(牡6、川田孝好厩舎)は、一昨年、昨年と九州大賞典、中島記念を連勝しましたが、今年はここまで重賞未勝利で、ミヤノオードリーとは2度対戦してともに先着されています。しかし、九州大賞典では同馬との差を半馬身に詰めており、まだまだ完全な世代交代を許したとはいえません。中島記念ファン投票では2位以下に圧倒的な差をつけての1位選出。3連覇と王者復権をかけた負けられない一戦となりました。

そのほか、春シーズンの活躍馬で前走を勝利して臨むアルカライズ(牡6、九日俊光厩舎)、秋の転入後はオープンで堅実に上位を確保しているヘイアンレジェンド(牡5、山田義人厩舎)のA級上位陣に加え、来年の重賞戦線を見据えて、中距離戦に実績のあるサイレンスラダメス(牡6、吉田昭厩舎)や、古馬重賞初挑戦のフサイチサガントス(牡4、東眞市厩舎)ら新興勢力の上位進出にも期待しておきたいところです。

(文/上妻輝行)


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