レース展望・予想

好調3歳勢を迎え撃つカルストンオーラ（佐賀）

2009/12/19

20日（日）メイン第9レースは「九州ホワイトクリスマス賞」（1400メートル）。C2級の芦毛馬限定レースです。

カルストンオーラ（牡5、山田義人厩舎）は、7月の名古屋からの転入初戦から9月にかけてC2級の1けた組番で5連勝を挙げました。10月以降は勝ち星から遠ざかっていましたが、勝ち馬とは僅差のレースを続け、前走のC級27組（12月6日）では2着馬に7馬身（1秒4）差をつけての逃げ切り勝ちを収めています。今回は3歳の好調馬や転入初戦馬が多数出走していますが、C2級での実績面ではこの馬が最上位といえるだけに、2連勝も十分に狙えそうです。

ネヴァオバマ（牡3、川田孝好厩舎）は、JRA未勝利から10月に佐賀に転入。2戦目のC2級22組（10月31日）で初勝利を挙げるなど3戦連続連対中です。今回は初の1400メートル戦への出走で、JRA所属時には3戦すべて中距離を使われていたこの馬にとって、距離延長は好材料となりそうです。

オリオンザトップ（牝3、石川浩文厩舎）は、8月のJRAからの移籍時には3歳条件に格付けされ、3戦していずれも勝ち馬から大きく離されましたが、3歳条件戦の終了でC2級に編入された後は5戦して3勝を挙げています。1300メートルでの走破時計も転入当初に比べて詰めてきており、まだまだ上位クラスを狙っていけそうです。

カシノジュリア（牝4、山田勇厩舎）は、前走のC2級28組（12月5日）では先行した2頭が後続を大きく引き離す展開でしたが、中団から脚を伸ばして差し切り勝ちを収めました。今回も先行馬が揃ったメンバー構成となり、この馬の差し脚には警戒が必要でしょう。


（文／上妻輝行）



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